あの中に次女はいない
こんにちは、Otamaです。
先月は高校を辞める辞めないの攻防で親子関係は、やや険悪でした。
もうそんなに辞めたいのであれば辞めさせてあげてもいいのではないか・・・と思っていたにもかかわらず、いざ次女に辞めたいと言われたとき、あんなにも自分が動揺してしまうとは思いませんでした。
辞めるといわれたとき、私の心は次女の意見に全く反対だったのです。
これが私の本心なんだろうなぁと改めてわかりました。
やっぱりやめてほしくないんですよね。
親の・・・いえ、私のエゴでしょうか。
またその先どうするのかという話になったとき、あまりの甘い考えに納得もいかず腹が立つほど。
そんなふうに子供に寄り添えない私のような親が本当は一番ダメなのでしょう。
わかっていてもなかなか賛同できませんでした。
そして先日、次女の高校の文化祭が非公開で行われました。
その日はもしかして行ってくれるかもしれない、という祈りを込めて文化祭の日、私は頼まれてもいないのに次女を学校まで送り届ける予定で会社の出勤時間を遅らせてもらうように上司にお願いしていました。
文化祭前日の夜、お弁当の用意も炊飯のタイマーもばっちりで寝ようと思ったとき、次女が私のところにやってきて
「明日、やっぱり行かんでいい?」
と聞いてきました。
「なぜ私に聞く?」と思わず声に出してしまいました。
期待をあっさり裏切られた私は、続けて
「せっかくの文化祭なのに行ってみたら?」
と言い登校を勧めるも、次女の心山のごとく動かず。
腹の立つ気持ちと悲しい気持ちと・・・その夜はやるせなさでいっぱいでした。
それからまた不登校は続いており、今学期に入ってからまだ一度も学校へ登校はできていません。
先日も用事で次女の高校の前を通ったとき、その日が体育祭だったことをしりました。
あの中に次女はいない。
遠くのフェンス越しに見える学生たちがたくさんいる風景に、うちの次女はいませんでした。
たくさんの笑顔と声援と、競技を楽しむ学生たちの風景。
楽しそうだな・・・
でも次女はあの中にいないんだ・・・。
そう思うとハンドルを握りながら、涙で視界がぼやけました。
もうどうしたらいいのかわからない。
次女のメンタルも然り、親のメンタルもなかなかやられますね。
しんどいなぁ。
自暴自棄になりそうな私は日々仕事に精を出しております。
親は逃げ場もないですね。
逃げ場もない私は、現実逃避が早朝出勤にかわりました・・・。
私の職場には早朝出勤があるのですが、子供がいるのでなかなか毎日とはいかず、できるだけ週末と祝日だけにしていたのですが、もうその心配もないほど次女は不登校。
家にいたくない気持ちからここ数日、毎朝5時すぎに家を出て仕事に向かうようになりました。
勤務先には喜ばれてますが。
あぁ・・・しんどいなぁ。
あかん!愚痴ばかり言っていてはいけませんね。
考えろ、考えろ、自分にできる最大のこと!!
今の俺にできることは(by炭治郎)
・・・早朝出勤!!
来週もがんばろっと。