通い始めた絵画教室
こんにちは、ご無沙汰しています、Otamaです。
実は先月末から次女が絵画教室に通い始めました。
きっかけは職場の同僚からの紹介です。
以前からその絵画教室のことはなんとなく耳にしていましたが、小さな子供さんが対象だと思っていたのです。
でも同僚によると子供から大人まで幅広く教えていらっしゃる教室だそうで、思い切って体験教室を申し込みました。
まだこの時は次女の承諾は得ていませんでしたが。
その日も家に帰ると、リビングでタブレットに向かいイラストを描いている次女がいました。
私はそれとなく
「ねぇねぇ、次女ちゃんはデッサンとか興味ないの?」
と聞いてみました。
次女は「きちんとやったことないからやってみたいねん。興味ある。」
と私の顔を見て言ったのです。
「体験行ってみる?」
「いつ?」
「明日!」
と、とんとん拍子に行くことが決まりました。
先生にもあらかじめ次女のことを伝えたところ、
「うちにはいろんな子供さんがいらっしゃいますよ。」
と、笑ってくれました。
その絵画教室は、小さな子供の楽しい絵画教室でもあるのですが、大学受験のためのデッサンから水彩画、そしてコンクールなどにも積極的に作品を出しているような教室だそうです。
おもしろいのはデジタルイラストにもアドバイスをしてくれるようで、見せていただいた生徒さんの絵は、躍動感のあるデジタルイラストだったのです。
次女もそこそこ上手だと思っていたのですが、平面的なイラストなのだと一目瞭然でした。
指導してくださる先生は
「私は子供たちに描きたいものを好きなだけどんどん好きに描かせます。そしてちょっとアドバイスするだけです。」
と言われました。
以前、私は仕事の関係で、ある小学校の図工で子供たちが自画像を描く授業を身近で見たことがありました。
その先生は子供たちに、肌色、黒、白、(制服の)藍色の4色の絵の具を指定し、その決まった4色しか使ってはいけない、さらに顔はこの大きさで描きなさい、といった指導をされていて、違う描き方をする生徒には間違っている、そのやり方はダメ!と強く注意をしていました。
そんな指導のうえ、できあがった生徒達の絵は恐ろしくすべて同じに見えたことが衝撃的で、とても悲しくなったことがありました。
なので、自由に絵を描かせてもらえることは次女にとって安心だと思えたのです。
そうして通い始めた絵画教室。
学校は相変わらず登校拒否のままですが、絵画教室には足しげく通うようになりました。
まだ話をしたりする友達はできてないようですが、自分から行きたい、やりたい、と思うようになってくれたのは少し進歩したのだと嬉しく思う私なのでした。